2023年6月、史上最年少17歳で車椅子テニスの世界ランク1位に輝いた小田凱人(おだ・ときと)さん。
車椅子テニス第一人者・国枝慎吾さんの後継者としても言われ、活躍が期待されています!
そんな小田凱人さんは「実は歩ける?」と疑問に思う方が多いようですが、実際はどうなのでしょうか?
そこで今回は、
- 小田凱人さんは本当は歩ける?
- 車椅子生活になったのはいつから?
というテーマでご紹介します。
それでは、早速本題に入りましょう!
小田凱人は歩けるって本当?
車椅子テニスで活躍している小田凱人さん。
ネット上では本当は「歩ける?」と噂されていましたが、調べてみると実際に歩行や立つことは可能なようです!
小田凱人さんの左足は”人工関節”となっていますが、短い距離なら杖を使って歩くことはできるようです。
2022年10月のメ〜テレ「アップ!」では小田凱人さんが、
人目に付かないところではなるべく歩いたりして。(足を)使わなさすぎるのも弱ったりするのにつながっちゃうので日常生活では立って生活するよう、心がけています。
引用:メ〜テレ「アップ!」
とコメントされていました。
筋肉を使わないと筋力が落ちてしまうので、健康のためにも日常生活ではなるべく立って生活されているようです!
小田凱人が車椅子の生活になったのはいつから?
小田凱人さんが車椅子生活になったのはいつからなのか、解説していきます。
骨肉腫の病気を9歳で発症
小田凱人さんは9歳のときに、骨肉腫の病気を発症していました。
骨肉腫とは:
- 骨に発生する悪性腫瘍(がん)の中で最も頻度が高い代表的ながん。
- 日本では病気にかかるのは1年間に200人ほどであり、がんの中では非常にまれな部類の病気。
- 発症の原因は現在でも不明とされている。
この病気により左足の股関節と大腿骨の一部を切除し、人工関節にする必要がありました。
12時間に及ぶ手術をするも、左足が不自由になり歩くことも困難な状態になり、車椅子生活となったそうです。
レジェンド・国枝慎吾さんに憧れリハビリに励む
元々はプロサッカー選手を目指していた小田凱人さん。
サッカーの夢も潰えたものの、車いすテニス界のレジェンド・国枝慎吾選手に憧れたことでリハビリ生活を懸命に頑張っていました。
手術後も2度にわたり肺にがんが転移するなど、壮絶な生活を送っていました。
しかし闘病しながら夢を追い続けた小田凱人さんはわずか15歳でプロへ転向。
史上最年少17歳にして世界ランク1位という偉業を達成されました!
骨肉腫の病気はまだ再発の可能性があり、3ヶ月に1回検診に行っているという小田凱人さん。
パラリンピックでの金メダルを目標にしているそうですが、今後の活躍も応援していきたいですね!
まとめ
今回は、小田凱人は歩けるって本当?車椅子の生活になったのはいつから?というテーマでご紹介しました!
小田凱人さんは9歳のときに骨肉腫で人工関節にする手術を行い、車椅子生活となりました。
歩行は困難ですがリハビリの猛特訓の末、立つことや短い距離で杖をついて歩けることが可能となったようです。
いまだ再発の可能性があり3ヶ月に1回検診に行っているという小田凱人さん。
夢であるパラリンピックでの金メダルにむけて、今後の活躍も頑張っていってほしいですね!