吉田沙保里さんの実家が経営するレスリング教室で、8年前に子供への行き過ぎた体罰による暴力沙汰が話題になっています。
暴力をしたのは、沙保里さんの兄で監督を務める吉田栄利さんでした。
一体、吉田栄利さんは子供にどのような体罰を行っていたのでしょうか?
そこで今回は、吉田栄利さんの体罰写真・内容と事件発覚が送れた理由についてまとめてみました。
吉田沙保里の兄・吉田栄利の体罰での暴力沙汰が発覚

吉田沙保里さんの兄・吉田栄利さんが、今から8年前に教え子の子供(当時6歳)に行き過ぎた体罰を加え暴力沙汰になっていたことが明らかになりました。
吉田栄利さんは、自身も高校時代に115kg級で日本一になった経歴のある元レスリング選手です。
三重県津市にある実家が営む「一志ジュニアレスリング教室」で監督を長年していました。
名門であるレスリング教室での暴力沙汰に、波紋が広がっていますがどのような内容だったのか見ていきましょう。
2023年10月26日に、週刊現代は吉田栄利さんの暴力沙汰について以下のように報じています。
2015年11月19日の夜に暴力沙汰が発生
レスリングを初めて半年の当時6歳の幼稚園児に対して吉田栄利さんが3発の平手打ちを食らわせた
体重20kg足らずだったため子供は吹っ飛んでしまい頭を壁に打ち付け失神
子供の父親は同じ教室のコーチを務めており、暴力沙汰に気づき駆け寄った際には子供は意識が朦朧とした状態
壁にぶつかった際に左のこめかみに傷を負って出血、右頬からは手のひらの形に内出血の跡があった
帰宅後、子供は気持ち悪いと嘔吐したため23時頃に病院へ救急搬送
幸い脳に以上は見られなかったものの、脳震盪を起こしているかもしれないと医師から診断を受ける
自宅で安静することになるもその後も嘔吐を繰り返し、39度の発熱があり一晩中看病をしていた
その後、しばらく練習だけではなく幼稚園も休み1ヶ月以上たった11月末にようやく登園した
いくら指導といえども、吉田栄利さんの体罰はまだ幼稚園の6歳にする行為ではありませんよね。
また、後述しますが子供は体が回復して成長した後、左右で視力がだいぶ違うことも発覚しています。
この暴力の影響かは不明ですが、事件の関連性も疑わざるを得ないようです。
報道を受け、吉田栄利さんは2年間の指導者資格停止処分を受け、謝罪。
吉田栄利氏「被害者・ご家族の皆さまに深くおわび申し上げます。大変申し訳ありませんでした」
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/ad2f3131ec99cf2fe7ad42852124ec8acd226f17
また、妹である吉田沙保里さんもSNSで謝罪を投稿されていました。
【衝撃】吉田栄利の体罰写真が酷い!

吉田栄利さんの子供への体罰写真が酷いと話題になっていました。
実際にどのようなものだったのか、ご紹介します。
※画像の閲覧にご注意ください。
吉田栄利の体罰を受けた子供の写真がこちら▼


両頬に紫色の痣(あざ)が広がっており、とても痛々しいですね…。
さらにおそらく壁にぶつかった際の切り傷のような怪我も見受けられます。
とても6歳児の子供が受けるような体罰ではなく、あまりに度が過ぎていたことが分かりますね。
【なぜ今事件発覚?】吉田栄利の謝罪が遅くなった理由・隠蔽の真相は?

吉田栄利さんの子供への行き過ぎた体罰は、今から8年前の2015年11月のことでした。
事件発覚まであまりに長い期間が空いていますが、なぜ今事件が発覚することになったのでしょうか?
ネット上では吉田栄利さんら施設関係者の隠蔽説も出ていますが、
被害者の子供の父親は以下の理由により被害届を出さずにいたようです。
- 吉田沙保里さんのオリンピックが控えていた
- 吉田家の圧力
- 三重県警の恫喝
それぞれ順に解説していきます。
吉田沙保里さんのオリンピックが控えていた
被害者の子供の父親が被害を訴えることをためらった理由に、吉田沙保里さんのオリンピックが関係していました。
このとき吉田沙保里さんはオリンピック出場を控えており、周囲の父兄から
警察に通報したらサオちゃんのオリンピックがヤバい
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/aae8a2f510b868ab68ac1c05a95adec39a24496f?page=1
と言われていたそうです。
オリンピックのメダルも期待されていた吉田沙保里さんですので、そのプレッシャーは大きいものだったでしょうね。
そして父親自身も『ここ一志で、吉田家に逆らうなんて考えられない』と思い込んでしまい、訴えることはできなかったそう。
とにかく吉田沙保里さんのオリンピック出場に悪影響がでないようにという思いで、いっぱいだったとのこと。
そのため、レスリング教室を黙って去ることになったようです。
吉田家の圧力
事件が起きた日から1週間すぎの11月30日に、道場の説明会が開かれました。
その際に、吉田栄利さんと母親・幸代さんと会い、心無い言葉を言われたのだそうです。
吉田幸代さんからは、
「あんた、まだグジグジ言うとんの?」
「お父さん(栄勝氏)もそういうことあったけど、一度も謝らへん」
引用:https://gendai.media/articles/-/118305?page=3
と詰められ、息子の吉田栄利さんは謝罪もなく、体罰を正当化するような発言をされていました。
「今まで指導中に手を上げたことは何回もあるけれど、悪いとは思っていない。勝つためやったら何でもする。そんなに言うんやったら俺、責任とって監督辞めるわ」
引用:https://gendai.media/articles/-/118305?page=3
オリンピックが控える中、このような吉田家の面々より圧力をかけられたことも被害を訴えることができなかった原因だったようです。
三重県警の恫喝
被害者の子供は一時、レスリングを辞めざるを得ませんでしたが、中学生になってからレスリングを再開。
大会でも好成績を収めているそうです。
そんな中、子供が小学生に入ったことから片方の目が見えづらくなったことを父親に話しました。
なんと右目0.8、左目0.3とかなりの差があり、父親は事件の影響かと考えたそうです。
この頃には吉田沙保里さんも現役を引退しており、父親も冷静に当時の体罰を思い返して警察へ告発を決心。
2023年7月8月に子供を連れて地元の三重県警津南署で事情を説明したところ、なんと警察より恫喝を受けたといいます。
「体罰があると知っていて子供を入れたんでしょう」
引用:https://gendai.media/articles/-/118354?page=2
「あなたも指導のときに他の子を殴っていたはずだ」
「裁判をすれば時間とカネがかかる。お子さんにもよくない影響がある」
このように警察から言われ、さらに子供を別室に連れていき「この件についてもう訴えない」という主旨の念書を書かせたとのこと。
事実だとしたら、かなり根深い問題ですよね…。
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このような吉田沙保里さんのオリンピック出場などのプレッシャーなどもあり、被害の子供の父親は被害を訴えることが長年できませんでした。
その結果、事件発覚に8年もかかり吉田栄利さんの謝罪が遅くなった原因にもなったようです。
まとめ
今回は、【衝撃】吉田栄利の体罰写真が酷い!謝罪が遅くなった理由・隠蔽の真相は?というテーマでご紹介しました。
時代が違かったとはいえど、吉田栄利さんの体罰はあまりに度が過ぎたものだったことが判明しました。
被害者の家族も様々な圧力があり、被害を訴えることができなかったのは辛かったでしょうね…。
今後、吉田栄利さんがどのような対応を行うのかにも注目ですね。